肩の動きは”鎖骨”で変わる


その肩の動きの悪さ”鎖骨”かも?

「肩の動きがガチガチに硬い」
「肩甲骨の可動域が狭い」
「肩を動かすと痛みや違和感がある」

こんな肩の動きの不調を感じることはありませんか?

実はその原因は肩や肩甲骨自体ではなく、”鎖骨”にあるかもしれません。

鎖骨は腕と体幹をつなぐ唯一の骨であり、肩の可動域や姿勢を土台を支える大切なパーツの一つです。

今回はそんな“見落とされがちな鎖骨にフォーカスし、肩の柔軟性や可動域を改善するアプローチをご紹介します!


鎖骨の肩への関わり

鎖骨は緩やかなS字の形状をしており、胸にある胸骨と肩甲骨を連結し、首から体幹を通過する神経や血管を保護する役割を持ちます。

肝心な運動においては、上下・前後・回旋といった3次元的な可動域を有していて、末端でつながる肩甲骨の動きを誘導する大切な働きを果たします。

事実上、肩と胸郭(肋骨や胸骨)とつながりを持つ骨は鎖骨しかないため、鎖骨の動きは肩の動きに直結すると考えられています。

この鎖骨は首の根本にあり、目でもすぐ見てわかりやすく、肩の中でも比較的アプローチしやすい部位です。

鎖骨は肩に大きな影響を与えます

一方で、鎖骨に付着する首や胸周りの筋肉(大胸筋・胸鎖乳突筋など)はデスクワーク、スマホの長時間利用などの不良姿勢によって柔軟性が低下しやすく、鎖骨の可動域を制限するという一面もあります。

前述しましたが、鎖骨の下には血管や神経が通るため、悪いケースの場合には痺れ、感覚異常、冷え、痛みなどを招くリスクもあります(胸郭出口症候群などと呼ばれます)

つまり、鎖骨の動きの質を高めることで肩や肩甲骨の動きもスムーズになり、肩全体の動きのコンディションを整えることにもつながります。

不良姿勢は鎖骨の動きを低下させる原因に


鎖骨|モビリティエクササイズ

では、実際に鎖骨の動きを改善するためのエクササイズの一例をご紹介していきます。

エクササイズの前に、肩を回したりして動きの感覚などを前後で比較してみましょう。


❶ アクティブリリース

鎖骨の輪郭に沿って筋肉をほぐしていきます。
あくまで鎖骨を動かしやすくするためなので、強刺激ではなくても大丈夫です。


❷ アップアンドダウン

鎖骨の動きを感じながら肩を上下に動かしていきます。


❸ クローズアンドオープン

腕の開閉を繰り返して鎖骨を前後へ動かしていきます。


❹ クラビクルローテーション

鎖骨が起点となる肩の回旋を促していきます。


これらのエクササイズを試してから、肩の動きを再チェックしてみましょう!
※体のどこかに痛みが出た場合には無理せず中止してください。


まとめ

いかがだったでしょうか?

肩の不調の原因は関連する部位も多くあり、自己判断で特定することは難しいことがほとんどです。

「肩がうまく動かない…」
「姿勢や巻き肩も気になる…」

そんな方は、まずはお気軽に体験トレーニングでご相談ください!

体験希望の方はお気軽にLINE・申し込みフォームからお待ちしております。

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