感覚を大切にする身体づくり|セミナー備忘録
こんばんは!
南流山駅徒歩2分。機能型パーソナルトレーニングジム Yousfull(ユースフル) の宮田です。
最近は猛暑に加え、風邪も流行していますので、体調管理には十分お気をつけください。
さて、先日の3連休は横浜で開催されたセミナーに参加してきました。
今回はその内容と、Yousfullでのトレーニングの考えについてご紹介していきたいと思います。
運動に必要な“感覚”を学ぶ
今回のセミナーのテーマは、ずばり「運動に必要な“感覚”」について。
参加した理由は、日常生活やスポーツなどにおいて、「感覚」が抽象的に扱われがちであり、
この分野をもう少し深堀したいという思いがありました。
これまでもYousfullでは“感覚をつかむ”アプローチを重視してきましたが、
それをより言語化・体系化してお客様にわかりやすく伝えるという狙いもありました。
セミナーは、NEXPORT 横浜中華街店という日本最大級のパーソナルトレーニングジムで開催されました。


広大なトレーニングスペースに好奇心がくすぐられる
圧巻の施設に刺激を受けつつ、3日間にわたって座学と実技を学び、
講師の方々にも丁寧にご対応いただき、大変有意義な時間を過ごせました。
結果的に、これまで感じていたモヤモヤとした考えの霧を晴らすことができました。
現代人は“感覚不足”?
- 肩や腰の緊張が取れない
- 動きの左右差が気になる
- 関節や筋肉に問題がないのに不調がある
これらの不調の原因のひとつに、現代のデジタル化による“感覚刺激の不足”が挙げられます。
本来、運動では五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)に加え、
- 三半規管(平衡感覚)
- 筋肉や関節のセンサー(筋紡錘・関節包など)
などの身体の内外の情報を統合することで、自然で滑らかな動きが可能になります。
しかし、運動不足、ケガや痛み、慢性的な不調、ストレス過多などの影響によって
身体が無意識に緊張する・バランスが乱れる・力みやすいなどの不調が起きやすくなります。

アウトドアの活動は感覚を刺激する最高の運動
感覚を取り戻すには?
感覚を高めるためにできることは”運動”が基本になります。
厚生労働省でも成人の運動について以下のように推奨されています
・身体活動を1日60分以上(1日約8000歩以上)
・筋力トレーニングを週2〜3日以上
・座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意する
引用|厚生労働省|健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
歩行・階段昇降などはもちろん、デコボコ道を歩いたり・スクワットのように椅子からの立ち上がりなども、あらゆる感覚に刺激が入るため、運動の重要性はとても高くなります
基本的に感覚は運動によって活性化されますが、前述しましたが運動不足が感覚不足の引き金になり、不足している感覚は人によって異なります。
- 筋肉が収縮・伸ばされる感覚(筋力トレーニングの不足)
- 三半規管や視覚からのバランス情報(体の動きや姿勢が変わらない)
- 触覚・重心感覚の異常(アウトドアなど外での活動不足)
このように、運動歴や既往歴、性格、生活習慣によっても個人差が大きいのが特徴です。
“自分の身体を知ること”が第一歩
Yousfullでは、「正しく使える身体」をテーマに、機能改善やパフォーマンス向上を目指したトレーニングを提供しています。
トレーニングでは初めに身体の症状をもとに感覚のチェックを行い、
- どの刺激が不足しているか
- どこに過敏さがあるか
を丁寧に評価していきます。
そのうえで、徒手的なボディトリートメント+機能的なエクササイズを通じて筋・関節からの感覚・平衡感覚を取り戻し、関節可動域や筋力、協調性を高める負荷を上げたトレーニングに段階的に移行していきます。
※具体的な「感覚の種類」や「トレーニング」については、今後のブログで詳しく紹介予定です。

感覚の評価はトレーニングの大切なスタートライン
体験トレーニング受付中
Yousfullでは現在、体験トレーニングを受付中です!
「正しく使える身体」をモットーに、身体の感覚を取り戻して、日常生活、スポーツ、ビジネスシーンなど場面に応じた
”楽しく”かつ”正しい”プログラムを作成していきたいと思います。
身体の状態を知りたい方、感覚のズレを整えたい方、トレーニングの質を高めたい方は、ぜひお気軽にお申し込みください。

おまけ
久しぶりの中華街でしたが、最終日に駆け込みでランチを食べましたが、ラーメンと変わり映えのないものを食べました(味がシンプルで美味しかったです)
今度はゆっくり観光したいと思います!

