膝の不調の根本原因を考える
こんにちは!
南流山駅徒歩2分。機能型パーソナルトレーニングジム Yousfull(ユースフル) の宮田です。
最近、膝の痛みや不調を訴える方が多いので、今回は膝の不調に対する当施設のトレーニングの考え方を紹介していきます。
原因不明の膝の不調
「膝が痛いけどレントゲンなども異常はない」
「年齢のせいだから膝の不調は仕方がない」
「膝が怖くて階段や坂道が億劫」
膝の痛みや不調に対して、このような経験はありませんか?
このような場合、病院を受診して半月板・靭帯損傷や変形性関節症などハッキリと診断名がつく場合もあれば、原因がイマイチはっきりしないケースもあります。
今回はそんな膝の不調の原因について考えていきます。
膝の不調を招く2つの原因
今回は2つの問題にクローズアップして膝の痛みの原因について掘り下げていきます。
① 関節自体の問題
膝関節は大腿骨・脛骨・膝蓋骨の3つの骨によって構成され、軟骨・半月板・靭帯・筋肉などの組織によって支えられています。
この関節を構成する靭帯・半月板・軟骨・骨などの損傷が激しい場合は、まずは根本的な治療(リハビリ・手術)が必要になります。
これらはスポーツや運動での怪我などによって起きる急性のものから、変形性関節症のように長期間の負荷により発症するものまで幅広くあります。
関節の問題はレントゲンやMRIなどの画像診断によって確認することが可能で、生活に支障をきたすレベルであれば、まずは整形外科などでのリハビリが推奨されます。

関節の損傷を把握するには画像診断が必須
② 膝の”運動制御機能”の問題
2つ目の問題は、膝の動きをコントロールする「運動制御機能」の低下です。
明らかな関節に大きな損傷や問題がない場合は、膝の使い方に問題があり、過剰に負担がかかって痛みが生じている可能性があります。
これは過去に起きた膝の怪我や、膝とつながる足首や股関節の問題も関係します。
このような場合には、膝への負荷を軽減する動きのコントロール→運動制御機能を高めることがポイントになります。

膝の動きのコントロールが不調を解消の鍵になる
膝の構造と仕組みにダブルでアプローチ
膝への負担が少なくスムーズに膝を動かすためには、筋肉の感覚、出力のバランスやタイミングといった関節運動のコントロール(運動制御)が必要になります。
具体的には膝周囲の筋力や関節の可動域を向上させて、膝の骨の配列(アライメント)を修正し、最終的に全身運動の中で膝の動きをコントロールすることが求められます。
しかし、過去の怪我、生活習慣、動きのクセなどによって、感覚や筋力の低下、可動域制限、協調性の低下など関節運動の制御機能が低下する可能性があります。
例えば、太ももの筋肉のハムストリングス、大腿四頭筋、内転筋などは協調して働くことで膝の動きを安定させることができます。
しかし、ハムストリングスや内転筋は感覚や筋力が低い傾向があり、大腿四頭筋が過剰に働くことで膝のアンバランスを招き、結果的に痛みにつながるケースも少なくありません.
これは一例ですが、人によって膝の状態は様々です。
そのため自分自身の膝の状態に合わせたエクササイズやトレーニングのプログラムがとても大切になります。

トレーニングで膝関節を安定させる運動機能を高める
当施設でのアプローチ
当施設では、膝の不調に対して過去の怪我歴、骨格、関節の可動域、膝を支える筋肉の評価を細かく行い、問題点を発見して最適なアプローチを提案します。
次回は具体的なアプローチや実際のケースに合わせた記事を公開していきますので、そちらも合わせてご覧いただければと思います。
膝の痛みの根本原因を見極めて、適切なトレーニングで改善していきましょう!
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